トキソプラズマと猫と神経質までの対処法

昔から神経質だと自分でも自覚していたけど、妊娠をしてさらに神経質に拍車がかかりました。
特に妊婦がかかると、子供に障害が残る、または流産・死産する可能性があると言われるトキソプラズマに関しては、とにかく気をつけまくっています。
我が家には、トキソプラズマ陰性の猫がいます。そして、私も陰性です。
だいぶ世間一般的には知られるようになりましたが、トキソプラズマはほとんどの哺乳類がかかる可能性があるものの、猫だけ、もしトキソプラズマにかかった場合、便からオーシストという卵のようなものを排出します。
なので、妊婦は猫を手放すべき…とか、猫の世話はするべきではない…と言われています。
話しによると、妊娠が分かると同時に猫を手放す人もいるのだとか…。
でも、そんなこと、私にはできませんでした。
だって、自分のこれから産まれる子供も大事だけど、捨てられていた子を拾ってから1年半、本当に本当にかわいがってきた猫だから。

ということで、猫と妊婦、共存をすることを選びました。

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大事なのは知識。
同じように妊婦で猫との生活に悩んでいる人に言いたいのは、かなりリサーチをした結果、猫からトキソプラズマを感染するというケースはまず滅多にないということ!
確かにトキソプラズマ陰性の猫がいる場合は、猫が陽性にならないように気をつけないといけないけど、それよりもなによりも生肉から感染するほうが圧倒的に多いようです。
フランスなどの欧州ではトキソプラズマに感染している人がとても多いのはやはり生ハムやサラミなどを食べるからのようです。
レアステーキ、ミディアムレアのステーキ、そして、生ハムとかは割りと最近は良く言われているようですが、盲点はサラミ。
コンビニとかでも売っているし、大丈夫そうに見えるけど、サラミもNGのようです。

神経質なのはここから。
私はさくら(猫)がトキソプラズマにかからないよう、とにかく徹底していること。キッチンへの出入りは禁止(といっても猫なので、私の知らない間に台所に侵入していると思われるけど)。
トキソプラズマは、一般のクリーニング剤では死なないこともあり、ありとあらゆる所を熱湯消毒する。(トキソプラズマは100度の熱で数秒で死滅するらしいです)
また、暑くなると蟻が家に出ることもあり、ゴミ箱にゴミを捨てる場合(特に生物が入っていたパッケージなど)は、一度スーパーの袋やジップロックなどに入れて捨てる…など徹底しています。
熱めのお湯で手を良く洗うので、お陰様で、手は荒れ荒れですが…。

それでも、外食をすると「これはちゃんと火が中まで通っているのだろうか?」と不安になり、その不安が積もり積もると、だいたい血液検査をしてもらっています。
いつも通っているドクターに「ちょっとこの前食べたもので不安が残るものがあったのでトキソプラズマ検査して良いですか?」と聞いた所、心よく検査をしてくれましたが、「こんなに検査している妊婦って私以外にいますか?」と聞いたら「いないですね~(笑)でもそれで安心できるんだったら良いのではないでしょうか?」と言われました。

周りからも、トキソプラズマよりも、その神経質、ストレスの方が赤ちゃんに悪いのでは?と言われていますが、これはもう長年培ってきた性格なので、仕方がないですね。

トキソプラズマは一回かかってしまって、抗体ができると、再感染することはないから、できれば、妊婦じゃないときに、猫も私も感染してしまいたいくらい…だけど…。

とは言うものの、これまで散々生ハム、サラミ、ユッケ、ミディアムレアーのステーキなどを食べまくってきたのに、それでも陰性だと言うのだから、本来はとてもかかりにくいものだと言うことも、よく自分に言い聞かせているつもりです。
が、どうしても悪い方向にばかり考えてしまうんですよね。

このマイナス思考…どうにかしらいものです。