乾癬という皮膚疾患

皮膚疾患のない人には聞き慣れない病名ですが、乾癬(かんせん)と呼びます。
私はもうかれこれ6,7年ほどこの乾癬にかかっています。
名前が「かんせん」というだけに移りそうなイメージがありますが、人に移る病気ではありません。

乾癬の主な症状としては、皮膚がぼこっと盛り上がって、皮がベリベリと向けたり、赤くなったりします。
体への害はないのですが、痒みと見た目の悪さに特に女性の場合、精神的に苦しむことが多いでしょう。
アブラっぽいものを食べると悪化するようで、欧米では日本やアジアよりも患者が多いようですが、最近では日本でも増えてきているようです。

乾癬で検索をすると画像が沢山出てきます。
見た目はかなりグロテスクです。

私が発祥しているのは、主に右足首、右膝、そして頭皮。
小さいのが左の足首にあります。

足首はまぁ、隠せるとして、頭皮が結構問題。
フケのようにポロポロと肩に落ちるので、暗めの服を着る時は、常に肩に皮膚が落ちていないかを気にしていないといけません。
美容院に行く時も、「頭皮に疾患があるんですが、気にしないでください」と一言言っています。
でも本心は「気持ち悪いって美容師さんに思われていないかなぁ」と心配になったりもします。
やっぱり女性にとって、これは恥ずかしいものですよね。

乾癬の問題は、これと行った治療方法がないこと。
私も日によって良くなったり悪くなったり。
ステロイドの軟膏を病院ではだいたい処方されますが、私はこの軟膏を使うと一時的によくなるものの、その後だいたい悪化するというパターンにあります。

自然両方で一番効いたと思ったものをとりあえず記載します。

1)油っぽいものを割ける
これは実際効果があったかどうかはわかりませんが、油分が乾癬の悪化につながるとのことで、とりあえず取らないに越したことはないでしょう。
2)太陽にあてる
乾癬は太陽にあてると良くなるという事例があり、私も試してみましたが、確かに効果はあるかも。
3)ストレスを溜めない
ストレスが高い時は、乾癬が悪化し、あまりない時は症状が良くなる…と言うのは実際に実感しています。いくらローションを塗っても、ステロイドを塗っても、やはり内なるストレスをコントロールすることが、今のところ一番の効果だと思っています。
そもそも乾癬は自己免疫反応が起きやすい体質の人がなりやすいと言われています。
これを読んでいる人も、神経質で、ストレスを貯めやすく、発散しにくい……なんて人いませんか?
ここにもう少し詳しいことが書いてあります。→乾癬ネット
4)入浴剤を入れたお風呂に入る
入浴剤でも効果のあるものとないものがありますが、私が効果が明らかにあると感じたものは、
きき湯冷え症・疲労に食塩炭酸湯。肌荒れ・湿疹用のも使ってみましたが、圧倒的に冷え性バージョンの方が疾患がよくなります。
他にも効く入浴剤はあると思いますが、これは引き続き他の入浴剤を使って効果をレポートします。
5)ローション
ステロイドはあまり使いたくないので、毎日入浴後にできるだけ保湿力の高いローションを付けています。これは明らかに効果があり、病院でも進められる方法です。
とにかく乾燥させないことが大事です。
できれば、1日3回ほどローションを塗ると良いかも。
6)汗をかく運動
ホットヨガをやると、良くなることが多いと実感しています。これは汗をかくことはもちろんだけど、多分リラックス効果もあるのでは?血流もよくなるし、いずれにしても体を動かすことは心身共に良いことはあっても悪いことはないと思います。

とりあえずこれらが私が乾癬に対してアプローチしている方法です。
乾癬で苦しんでいる方がいて、たまたまこのBlogに辿りついたら、是非参考にしてください!